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私たちが普段何気なく飲んでいる薬・・・

病院でもらう時は国民皆保険制度のお陰で、大きな支払いにならない事も多いですよね。今ですと大体3割負担の人がほとんどだと思います。

そんな何気なく飲んでいる薬ですが、実は開発されるまでに◯◯◯億円かかっている事はご存知でしょうか?多分知らない人がほとんどだと思います。

私も初めて聞いた時は「えっ!そんなにかかるの??」と驚いた事を覚えています。薬を開発するのにどれだけの費用が必要か?そしてその内訳は何なのか?

今回は上記の疑問について製薬会社勤務の私が紹介していきましょう!

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薬の開発費用は○○○億円?驚愕する製薬業界の裏側を大公開!

薬一つを開発するのにかかるお金は?

 

いまの世の中には多くの種類の薬がありますが、一つ一つが開発するのに、どれだけの費用が必要なのでしょうか?

結論から言いますと、一つの薬を開発するのに150億円〜200億円掛かっていると言われています。

このお金の単位は想像できますかね?笑

私が一生働いて稼ぐお金が2億円ほどと言われているので、100回生涯をまっとうしたら手に入るお金です。笑

想像できないですね。

ただ世の中に溢れている薬の一つ一つが完成するのに、それだけのお金が掛かっているのです。しかも現在ではもっともっと莫大なお金が掛かるとも言われています。その額300〜500億円ほどです。

なぜここまで高い費用が必要になるのでしょうか?

次の項目で見ていきましょう!

 

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薬の開発費用は○○○億円?驚愕する製薬業界の裏側を大公開!

薬の開発費はなぜ高額になる?

 

薬はある一つの成分によって私たちに良い効果をもたらしてくれます。薬の開発はその成分を見つける所から始めるのです。

しかし、この作業が想像を絶するほどに大変なのです。一つの薬を開発するのに候補となる成分は、全部で6000個と言われています。そして6000個の中から一つの成分を見つけても、それを薬として売り出せるかどうかは分からないのです。

新薬にふさわしい成分が生み出される確率は、約2万分の1〜3万分の1と言われています。本当に砂漠の中から一粒のダイヤを見つけるほどの確率ですね。

これだけの確率なので、薬が開発されるのには多くの時間を費やす事になります。時間がかかるとそれだけ人件費や経費がかかる事になりますね。

ざっと思い浮かぶだけ開発費の内訳は以下の通りです。

 

ーーーーーーーーーーーーー

人件費

材料費

実験場の費用

研究費

効果を確かめる試験の費用

申請時に必要な資料の作成日

などなどなど・・・

ーーーーーーーーーーーーー

 

ここで挙げるとキリがないのですが、とにかく一つ薬を作るのにも、莫大なお金が掛かっているのです。では、ここまでの莫大なお金をかけて利益は取れるのでしょうか?

次の項目で確認しましょう。

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薬の開発費用は○○○億円?驚愕する製薬業界の裏側を大公開!

新薬一つの売り上げは年間◯◯◯円?

 

150億円〜200億円をかけて作られた薬は、企業にどれだけの利益をもたらしてくれるのでしょうか?

一概には言われませんが、平均して年間100億円〜300億円もの売り上げを企業にもたらしてくれます。

凄いですよね?笑

売り上げなので単純に利益ではないのですが、薬の開発費は1年〜2年で回収する事も可能なのです。さらに凄い薬では、年間1000億円以上売り上げている物もあります。一年で開発費用の5倍ほどですね・・・

新しく開発された薬を独占して売る事ができる期間は、8年〜10年と言われているので、一つ新薬ができれば十分開発費用を回収する事ができるのです。開発費用を回収できれば後は企業の利益になりますね。

だからこそ、非常に難しくお金の掛かる薬の開発に、全ての企業は取り組んでいるのです。

この項目だけを見ると、製薬企業は儲けすぎだと感じる人もいるかも知れませんね。確かに世の中にはそんな声もあります。しかし私は一概にはそう言えないと思っています。

なぜなのか?

次の項目で確認しましょう。

 

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薬の開発費用は○○○億円?驚愕する製薬業界の裏側を大公開!

製薬企業の社会に対する貢献とは?

 

一つの薬を作る事で莫大な売り上げを上げる事ができる製薬企業ですが、ただただ利益を出している訳ではありません。

まず、最初の項目で書いたとおり、薬の開発には莫大なお金と時間がかかります。そして、薬の開発を途中で諦めることも少なくありません。

有効な成分が見つかっても、それが製品化されるかどうかは話が変わってくるのです。例えそこまでの開発に数百億円掛かっていたとしても、諦めなければいけない時もあるのです。

そうなると、莫大なお金と時間が水の泡になります。

薬の開発はリターンは大きいですが、リスクも非常に大きいのです。

そして、今の世の中に存在する薬の90%以上は、50年前には存在しなかった物です。それが製薬企業の努力により、次々と画期的な新薬が生み出されました。

言うまでもありませんが、私たちはその薬の恩恵を存分に受けて生活しているのです。抗がん剤や感染病に対する薬など、数を挙げたらキリがありませんね。日本人の平均寿命が世界トップである事も、薬が充実しているこそかも知れません。

製薬企業は毎年毎年新薬の開発に取り掛かっています。発売した薬で得た利益は、また新しい薬を作る為に使われているのです。

製薬企業が薬を開発するのには、莫大な費用が必要になります。そして10年以上といった長い歳月も掛かるのです。確かに製薬企業が利益を出しすぎているという意見もありますが、世の中に貢献しているという事も忘れないでください。

 

まとめ

 

今回は日常生活では意識していても、分からない事を紹介しました!

これから薬をもらう時には「凄いお金がかかってるんだな・・・」と少しでも思って見てください。

そうすると飲み忘れなどもなくなるかもしれませんね!

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